筋トレ習慣化への道(2018/2/19) なぜ人は体を鍛えるのか

(日時)2月22日(金)   19:30~21:00

2019年も早くも2月下旬。
トレーニングが規則正しく実施できているとは言い難く、体重・体脂肪とも数値は一進一退。
劇的な改善は全く見られない。
体脂肪10%なんて今のところ夢のまた夢だ。

最近考えるに、なぜトレーニングジムはこんなに盛況なのか。
平日の夜ジムに行くと、すでにリタイアして時間を持て余している高齢者の方々に混じって、私と同年代であろう会社帰りのおじさんたちが、大勢トレーニングしているのを目にする。

考えてみると、20~30代ならともかく、齢50,60近くになって、仕事が終わってから疲れた身体を引き摺り、一杯やりたいのをグッと我慢してジムへ直行し筋トレを行うということは、精神的、体力的の両面において決して楽なことではないはずである。
トレーニング後の疲労も若い時のようにすぐには回復せず、結構引きずるだろう。
それでも真面目に筋トレを継続しようとする彼らのモチベーションは一体どこから来るのか。

自分自身を省みても、日によってモチベーションの波が激しく、いつもむくむく湧き上がってくる自分の怠惰心を未だに制御しきれないでいる。
「あ~、ジムなんかより酒場に直行したい」といつも誘惑に駆られる。
しかしそんな自分の意志の薄弱さに何度も打ちのめされながらも、今に至るまで筋トレそのものを諦めてしまおうとは思わない。
何故なんだろう?

「筋トレには強い中毒性がある」とか「筋トレによって“幸せホルモン”や“やる気ホルモン”が大量に分泌される」などとよく言われる。
そのホルモンから得られる快感が忘れられないせいか?
そもそもホントにそんなホルモンが分泌されているのか?
少なくとも私は筋トレしたあと、そんなウキウキ気分になった記憶は皆無だが。。。

それともいつまでも健康を維持して長生きしたいから?
しかし今の日本であんまり長生きし過ぎても、社会保障費の状況から考えて、個人の財政的リスクが増大するだけのように思うが。
後期高齢者になって、生活保護を受けながら生き長らえるのも辛いだろうしなぁ。

色々考えてみるに、やはり「できるだけ長く“健康寿命”を保ちたい」というのが一番の理由ではないかと思う。

自分自身も50歳半ばを過ぎて、それまでに実感したことがなかった身体機能の衰えを感じることが多くなった事は紛れもない事実である。
まだまだ人生楽しみたいのに、早々に寝たきりとか日常生活に支障が出る状態にはなりたくない。
そのためには「今から規則正しく運動をしておかなければ」というある種の強迫観念から、運動や筋トレに励んでいるというのが、自分を含めた多くの同年代の方々の本音かもしれない。

さらに、それにプラスして、やはり人間は幾つになっても、体を鍛えて少しずつ筋肉が増大し、自分の体型が変化してくるのを確認することに快感を覚えるのではないかと推察する。
自分の肉体が“自ら理想とする肉体美”に日々近づいているという自意識が、無上の歓喜を生起させる。
そういうナルシスティックな人間の本能も、辛いトレーニングを継続させうる大きな要因の一つであることは間違いないと思われる。

(本日のトレーニング内容)

■マシン

①チェストプレス          60kg     10回3セット

②アブダクション          40kg        10回3セット

③レッグプレス            120kg      10回3セット

④レッグエクステンション      40kg      10回3セット

⑤ディップス             自重         10回3セット

⑥ショルダープレス          35kg      10回3セット

⑦ケーブルアブドミナルカール    60kg       10回3セット

⑧ダンベルプルオーバー       20kg    10回3セット

■トレッドミル          5kmランニング  7km/hペースにて

だんくろー

ごくごくフツーの会社員。 仕事はほどほどに、Sax演奏、一人旅、飲み歩き、歌舞伎鑑賞、読書をこよなく愛す。 老後は「旅をするように生きる自由人」になるのが夢。

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だんくろー